特撮の軌跡

ここは、特撮・アニメ の感想を載せていくページです。

シン・ゴジラBD特別版

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初の怪獣映画購入がシン・ゴジラになった。
買ったのはBD3枚入り特別版。

シン・ゴジラを見た後何作か怪獣映画見始めたけどやっぱりシン・ゴジラが一番面白い。
公開当時は1度しか見てなかったけどブルーレイとして手元に届いたので何度でも見れる。

巨大物を扱う作品にありがちなミニチュア感を全く感じさせないのが凄いね。
日本のだとウルトラマンなり戦隊ロボ戦でも「これは作りもの」「予算や時代を考えると仕方ない」っていう暖かい目で見ないといけない一面もあり作り物とハッキリ自覚できるけど
シン・ゴジラはCGと実写背景の馴染み具合が凄くて脳を誤魔化す必要が一切無く本当に実在するような存在感。
初見ではCGと気付かないシーンばかりで分かりやくても無人在来線爆弾の電車郡くらい。
CGメイキングなりレイヤ重ねているシーンでようやく分かるのも多い
これだけで画面や作品に対する集中度が変わってくる。

登場人物もみんな存在感があって台詞の一つ一つが名言。
好きな台詞挙げたらキリがないけど
「そう生物です。ですから人の力で駆除することができます。同じ自然災害と区分しても地震や台風とは違います」
「自衛隊の弾を国民に向けることは出来ない!!」
「この国はまだだまやれる」
「攻撃だけが華じゃない」
「まずは君が落ち着け」
「次のリーダーがすぐに決まるのがこの国の長所だということがよく分かった」
「危機というのは日本すら成長させるようだ」
「おう、幹事長なら任せておけ」
「スクラップ&ビルドでこの国は立ち直ってきた。今度も立ち直れる」
一番の笑えたところは無人在来線爆弾でも「君が落ち着け(水ドン)」でもなく「巨大不明生物の上陸はありません」→「え、蒲田が!?」の流れだったりする。

映画公開当時は夏だったけど岩手県に転勤している身としては災害に対する台詞に共感するあまり。
覚えてる人少ないだろうけど去年の夏は台風10号が岩手で猛威をふるってめちゃくちゃ忙しい時期だったから

「結論を急ぎましょう」
「フローの選択肢はシンプルです」
「こいつは思ったより想定外すぎるぞ」
「会議を開かないと動けないことが多すぎる」
「災害マニュアルはいつも役に立たないじゃないか」

はうんうん、とやけに共感する。


アメリカ映画と違って攻撃までが長いから海外で不評の声が上がるのも分かるかも。
攻撃しようにも人口密集地(東京)だから難しいし自分がアメリカ人ならさっさと撃てよと突っ込んでそう。
だんだん総理が覚醒していくのが熱いけど何度見てもあの最後は呆気なさ過ぎる・・・
「こんなことで歴史に名を残したくはなかったなぁ・・・」もあって総理大臣の苦労が伝わってくる。
「総理、ご決断を」が多く「ここでも地方は後回しですか・・・」から東京と首相官邸捨てるのも迫られるし。
震災の頃から言われてるけど東京一極化も考えものだね。
一時期大阪を首都にみたいなこと言われていたけどそんな話もどこへやら。
最近の自然災害だけ見ても東北・熊本は地震、関東は関東大震災に西日本は南海トラフが控えているし日本中どこ行っても自然災害ばっかりでどこに首都機能置いても問題はありそう。

見てきた過去の怪獣映画だと怪獣が出てきて暴れるのが後半で前半は退屈だからシン・ゴジラのように最初から最後まで全力でゴジラを対処しようとするのがツボにはまった。
パニック映画もだけどハリケーンやマグマ、謎の生物に人類が押されっぱなしの映画よりも最初から最後まで全力で対抗しようとする作品の方が好き。
洋画のボルケーノやインデペンデンスデイが好きなのもそんな理由だし。

何作か過去作見てきた分かったけどシン・ゴジラはクリーチャーとしての描かれ方が強いね。
蒲田くんはまだしも愛嬌の欠片もなく恐怖の存在として君臨しているし。
自衛隊はおろか、アメリカ軍すらあっさりやられていく時は「あ、負けた・・・」と諦めるほど。
反面全身レーザーを出した時は恐怖感無くなっちゃったかな。
それまでは攻撃が一切通じず歩くだけで恐怖というシンプルな怖さだったのが全身からレーザー出したらよくあるバトル物というか急にアニメ・ゲーム風に見えて安っぽく見えちゃったから。
最悪核を使って東京を犠牲にすれば何とかなるという考えも出てきちゃったし。

後気になったのが序盤でシン・ゴジラの尻尾が出てきた時は「一時中断!テレビつけて!」って言ってるけどこういう非常事態のときは無音でも良いから常にテレビつけないのかな。
国のトップが集まる会議ではまた違うのかもしれないけれど・・・
最後の決戦にしても、東京駅の下って地下鉄やデパ地下で物凄く広いはずはずなのにあの質量のあるゴジラが乗っても崩れないの?とか。
東京駅どころか東京なんて地下施設ばっかりだろうし。
凝固剤飲む時も固められると分からなかった最初の30%まではまだしも2回目の注入でも飲んでいるのは何故?
飲み込む機能はあっても熱線以外吐き出す機能はないとか喉が固まりだして吐き出すことが出来なかったとかかな。

シン・ゴジラを追い詰める時にキルポイント1なんて言っていたくらいだからあらゆる動きを想定して罠をはってそう。
あれだけのビルで固めたのにまだ動くんだからとんでもない。
無人在来線爆弾は何度見ても凄すぎて一週回ってギャグに見えるw

「現時点を持ってヤシオリ作戦を終了とする」

でアメリカ映画みたいに抱きしめあって拍手してUSA!USA!!で騒ぎ出さないのが日本だなぁと。










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そして特典ディスクはブルーレイの容量でなんと2枚も!
メイキング映像が面白くて重苦しい本編とは裏腹に和気藹々としてそうな撮影現場。
初っ端から面白くて「珍しく東宝がお金を出してくれます!」ってww
「ああっ!ああああっっっ!?あああああああああああ!?こんなんありかよおおおおお!?」
が多すぎるww

カットされているシーンや台詞も多くてメイキングで判明するのもちらほら。
ダバ作戦失敗時に「考えろよ!!君たちは選らばれたんだろ!!下向くな!!」と感情見せるシーンはカットして正解かと。
せっかく覚醒してきたところだから台無しになるところだった。
蒲田くんが去った後の「たった2時間でこんなに・・・」の瓦礫除去シーンがグリーンバックなのは分からなかった。
ヤシオリ作戦はどの駅のどこから撮影とかあるしかなり詳しい。

エキストラにも力入ってるし主用人物だけで作品は作れないとしみじみと実感。
避難所でのラジオ体操に車中避難、高台の人たちが「逃げてー!」と叫ぶシーンは3.11そのものだね。
民間人が直接死ぬシーンはマンションで逃げ送れた家族のシーンくらいだったから、亡骸を運ばれるシーンは衝撃。
NG集ではビデオカメラ・スマホで録画した画面を映すカットが多い。
好みが分かれそうだけど多用されると苦手。
グローバーフィールドもそれだけの映画だから自分とは合わなかった事を思い出した。
ニュースのレポート映像の作り込みが凄まじく現実の緊急災害ニュースとして通用するようなクオリティ。
内閣総辞職ビームで死んだ11人のニュースもちゃんと作られていた。
現実のニュースで要職11人も死んだニュースが流れたら大パニックになりそう。

さらにもう1枚の特典ディスクは舞台挨拶や発声イベントの様子なども。
アニメ系ならまだしもシン・ゴジラで叫ぶところある?と思ったらこういうノリなのね。
自分はエヴァ世代じゃないから実感ないけど早くエヴァの続き作れと文句言われながらも庵野監督は今でも根強いファンが多い印象。
発声イベントやったのは知ってたけど女性限定鑑賞会あるのは知らなかった。
女性と怪獣映画って一番遠い組み合わせに見えるけど大人気であった。
片桐さん(お茶組)の歓声が一番大きいw
安田さんと蒲田くんの反応が可愛いと思ったら長谷川さん乱入www


という訳でシン・ゴジラBDでした。
特典のメイキングが作りこまれていてこれ自体がスピンオフとして成り立つ程でより作品を盛り上げてくれる。
登場人物の顔がドアップになりながらひたすら早口で喋り続け専門用語のオンパレードとオタク的な作りではあるけど
そのオタクっぽさが自分の歓声にピッタリ合って物凄く楽しめた作品に。
続編の声も上がっているけどこの作品単体で終わりのほうが綺麗かな。
後は登場人物のサイドストーリーなりスピンオフがあるなら見てみたい。
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  1. 2017/03/23(木) 22:22:06|
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